ルバーブが「あたった」のでジャムを作りました|弟子屈町のローカル野菜

ルバーブジャム
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まちではあまり見かけない「ルバーブ」

北海道で暮らしていると、時どき地域の方から季節のものをおすそ分けしてもらったりします。春の山菜、夏野菜、秋味(鮭)、猟期が冬のエゾシカの肉。

こんなふうに何かをもらうことをを北海道弁で「あたる」と言います。いろいろな言い方がありますが、お土産があたるとか、学校や会議で「プリント全員あたったかぁ?」とか「ご飯たくさんあたって、腹いっぱい」みたいに使ってた気がする。北海道以外でも使う地域があるそうです。

今年はルバーブが豊作だからたくさんあるけどいる?って昨日連絡を頂いて、早速いただいてきました。ただもらってもつまらないので畑ごと見せていただきました。弟子屈町には市場に出すほどではないけど、変わった野菜を育てている農家さんがいたりします。連れてってもらった畑がプチ果樹園みたいだったのでご紹介。

ルバーブ|食用大黄

ルバーブ

こちらがそのルバーブ。日本では北海道や長野の高原などで栽培されていますが、たぶんあまりなじみのないものではないでしょうか。

見た目は茎が赤いフキのような植物です。ちなみに、フキはキク科ですが、ルバーブはタデ科の植物。原産はシベリアということで、寒さに強い植物なんですね。フキとは違って、芯が空洞になっていないので違いがわかるかと思います。

近縁種に漢方で使われる大黄(ダイオウ)があり「食用大黄(しょくようだいおう)」という別名もあります。効果は消化促進らしいです。あまり効能を書くのはよくないので略。ソースはこちら

食べ方としては、独特な香りと酸味があって煮詰めると溶けてしまうのでジャムにすることが多いです。皮をむいてサラダにも出来ます。主に、お菓子作りの材料として利用することが多いです。イチゴと相性が良さそうなのでタルトにするとか。コンポートを炭酸水で割ってソーダにしてもさっぱりおいしそう。

ルバーブジャム

とりあえずジャムにしてみました。赤い部分中心につくったのでピンク色の仕上がり。緑色の部分を使うと緑色のジャムになります。

果肉の部分が繊維質で甘酸っぱい。見た目から想像できない味です。ヨーグルトに合わせてもよさそうです。

作り方も簡単です。1~2cmにきざんで、ルバーブ2に対してグラニュー糖1をまぶしてしばらく放置。水分が出てきたら弱火でアクをとりながら煮込んで冷ましたらできあがり。簡単でしょ。

グズベリー

グズベリー

畑には同様の果実がありました。こちらはグズベリー。スグリの実です。やや酸味の強いブドウのような味。寒さに強いので北海道や高地で多く栽培されています。ただ、暑さには弱いそうで、うどんこ病には注意だそうです。収穫は8月頃。こちらもジャムにすることが多いです。

アロニア

アロニアの花

こちらはちょうど花が咲いたアロニアです。ピンク色のしべがかわいい。花が終わるとナナカマドのような赤い実をつけ、熟すと黒くなります。これもまたジャムにすることが多いです。

ハスカップ

ハスカップ

北海道では有名なハスカップは、和名をクロミノウグイスカグラと言います。道内の湿原や原野に自生しているものもあります。実がついたばかりは緑色。だんだん熟して黒くなります。

ハスカップの花

ハスカップの花も咲いていました。うすい黄色でかわいらしい花です。

コクワ|サルナシ

コクワ

コクワの実もありました。これはまだつぼみ。これからですね。

道の駅「摩周温泉」でルバーブ売ってます。

なまルバーブ

屈斜路産のルバーブはこんな風に売られています。どうみても赤いフキです。フキだったら青くてみずみずしいヤツを選ぶところ、むしろ赤いフキは取りませんが、ルバーブはジャムにするときの色見も考慮して赤いヤツを買ってしまいそう。

ジャムコーナー

完成品のジャムでも売ってます。ルバーブのほか、アロニア、ハスカップ、グズベリーもあります。

ルバーブスイーツ

さらに、スウィーツとしても売られています。こちらは川湯温泉にある風月堂さんのお菓子。

最後に

先日、星空ガイドで東京から来たお客さんを案内中にルバーブの話をしたところ「始めて聞く名前だー。どんな食べ物?」って言われました。ハスカップ以外は聞いたことないらしい。一般にはあまり出ないものですから当たり前ですが、おいしいかどうか分からないものは、イメージ出来ないですからね。

希少なアロニアもそうですが、こういう珍しい野菜や果実は試してみると面白いですよ。意外性があったりして。

田舎暮らしの醍醐味というか、なんでも珍しいものは試してみる。そうやって知らなかった世界が広がるのが楽しみなんです。その辺に生えている草が食べられると知って試しに食べてみたり。(もちろん正確に見分けがつくこと前提です)

農家さんから分けてもらうことや、例えば山菜取りする人、キノコ取りする人、おいしそうな魚を釣ってくる人、猟師さん、漁師さんなんかと知り合っていくと自然と多様な暮らしを見ることが出来ます。

ちなみになんか欲しいって言ってるわけではないのであしからず(笑)

それではまた!

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