弟子屈町で4月に見られる自然

命の春
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4月は『命の春』

こんにちは!
編集長のやまちゃんです。

4月に入り新年度を迎えました。弟子屈町の空はすっかり春色。舗装道路はほとんど雪がなくなってきています。今年は雪が少なく、すでにレンタカーで来ている車を見かけます。朝晩はまだまだ冷えて凍結するものの、日が当たればほぼ普通に走れます。摩周第3展望台の通行止めは21日の交通安全祈願祭をもって開通になる予定です。

日本の各地で桜が開花。今はお花見気分でしょうか。
弟子屈町は、これからゆーっくりと春が進んで、雪解けが始まる季節です。
地面が見え始めると真っ先に顔を出す福寿草。フキノトウ。4月の下旬にはミズバショウやエゾエンゴサク、イチゲなどが顔を見せ始めます。

屈斜路湖の白鳥や冬鳥たちは渡り始め、夏鳥たちが一斉にさえずり始める恋の季節。若葉が芽生える前には、鳥たちの奏でるメロディを追って野鳥の姿を見るには最高の季節です。観光客も少ないので小さな鳥たちも比較的見つけやすいですよ。木々が茂ってくる前に静かに森の小鳥たちの声に耳をすませる。

そんな春です。

湖が明ける日

オホーツク海では流氷が去ることを「海明け」といいます。それに対して、今年全面結氷した屈斜路湖は、もうまもなく「湖明け」となるでしょう。もうすっかり氷が薄くなってきています。

「湖明け」はほんの一瞬の出来事。夜中に明けてしまって、朝には全く氷がないこともあります。その年に1度の貴重な日が1日だけあるのです。氷が一斉に流れだす釧路川の入り口。橋げたに引っかかってしばらくみられます。

「湖明け」のころは、屈斜路湖のブルーがとても美しい瞬間でもあります。屈斜路湖にある和琴半島、オヤコツ地獄という場所は、温泉が湧き出していていち早く氷が解けるのですが、そのコバルト色のブルーが本当に美しい。

一方、山はまだまだ雪景色。明けた湖から見る雪景色の風景は、春を感じさせてくれます。山に囲まれたカルデラ地形の弟子屈町では、標高の高いところで「雨氷」と呼ばれる現象がみられることがあります。非常にレアなケースで、ほとんど予測不可能なため、たまたま見れたら本当にラッキーです。氷が枝先まできれいにアイスコーティングされ、光が注ぐとキラキラ光る宝石のような木々にかわります。

山菜の季節

春と言えば「山菜」。フキノトウがいたるところで顔を出します。観光の人たちはそこらじゅうに生えていることに驚きを隠せない様子。でも、地元の人はそんなに採りません。ふつうに生えてるので。そして、雪解けが進むにつれて、森の中では行者ニンニクが生え始めます。

 

春いちばんに咲く花たち

春、いちばん初めに顔を出すのが福寿草。ここらへんのはキタミフクジュソウという株が大きくたくさん花を付ける福寿草です。場所によってはタンポポレベルで群生してるのですが、本州で福寿草を見つけようと思ったら大変に珍しい花ですよね。編集長のやまちゃんは以前、奥多摩で駅から1時間くらい山の中を歩いてみましたよ。

尾瀬のような高原の湿地に咲く花で有名な水芭蕉も4月下旬ごろに見られます。普通の平地で、農道わきの用水路で、割と普通に咲いてます。ただし、北海道の水芭蕉は非常に大きいです。もはや別の品種かと思うくらいでっかいので、割き始めの頃見る可憐で凛々しい佇まいのころ見るのがおすすめでしょうか。

 

林縁には、可憐なヒメイチゲ(姫一華)やアズマイチゲ(東一華)、北海道を代表する青い花エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が見られます。エンゴサクはケマンソウの仲間でラッパ型の小さな花をたくさんつけます。それからオオバナノエンレイソウ(大花延齢草)も森の中に姿を見せてくれます。特に、川湯温泉付近では、近年発見された地域固有種のカワユエンレイソウ(川湯延齢草)の白い花が咲き始める頃です。キバナノアマナも。時期はおおむね4月下旬ごろが多いです。

 

 

 

命の春

桜のような華やかさはないものの、森の中の小さな命を見つけたり、キタキツネやエゾタヌキのような野生動物たちは子育てが始まる時期でもあります。エサが十分になる春に生まれる新しい命たち。そしてヤマオヤジことヒグマも目覚めます。

春が叫び声をあげてそばにやってきてくれるこの季節は、まさに新しい年の始まりです。

てしかがじかんもそんなタイミングでオープンしましたので、これから一緒に時を過ごすようにお付き合いいただければありがたいです。

どうぞよろしくお願いします!

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命の春