弟子屈町で雲海を見るなら6月~9月がベスト!霧の摩周湖は雲海に変わる

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雲海ベストシーズン到来!3つの雲海スポットとビフォーアフター

こんにちは!やまちゃんです。

ゴールデンウィークにも紹介した雲海。いよいよ本格シーズンが始まりました!これから夏の間は雲海発生率50%以上!いまや全国で雲海が見られることが明らかになっていますが、発生率の高さでいったらかなり高いのではないでしょうか。

なぜ、発生率が高いのか。それは、「夏の暑い空気」「南風」「冷たい海」「特殊な地形」「気象条件」が偶然にもマッチした結果です。それも壮大な北海道スケールの仕組みで雲海が発生するメカニズムにあります。

雲海のメカニズム

雲海のメカニズム1

雲海の発生メカニズムについて簡単に説明します。

本州はから南には夏の暑い空気を持った太平洋高気圧が張り出してきます。熱い空気は南風に乗って北海道の南海上へ流れ込みます。

雲海②

釧路沖の太平洋は、北から冷たい寒流の千島海流(親潮)が流れ込んでいます。ここで暑い空気と冷たい海が重なり、温度差によって霧が発生しやすい状態になります。この霧が雲海の源である「海霧」です。夏の間釧路から根室にかけての太平洋側ではこの霧によって気温が上がらず、涼しい夏になります。

本州は暑い空気の真ん中でジメジメというかモワッとしますが、北海道の夏は湿度が低くとても過ごしやすいのも特徴。

雲海③

太平洋上で発生した「海霧」は夏の南風に乗ってゆっくりと北上します。霧は地表に近い低いところを流れていきます。どこか標高の高い山があれば、ぶつかって遮られるのですが、太平洋側には釧路湿原や根釧台地と呼ばれる低い土地が広がっているため、海から直線距離にして約70kmを北上します。

そして、始めてぶつかる山が摩周湖。霧の摩周湖になるのはこのためなんですね。

霧は山に遮られて弟子屈町の北側「屈斜路カルデラ」に停滞し始めます。この時点ではまだ霧です。その後、日が落ちて翌朝にかけて起こる”放射冷却”によって冷やされ、重くなった空気はだんだんと下に降りてきます。

霧が約500m~800mくらいまで下がってくると、峠の上から見下ろすことが出来ます。それが雲海です!

霧の摩周湖はその後雲海に変わるんです。

せっかくなので、普段の景色と雲海の景色を比較するため、ビフォーアフター方式でお見せしていきます!

摩周第3展望台のから見えるダブル雲海|発生率50%以上

普通の摩周湖

摩周第3展望台から見える普段の摩周湖。まずはbefore。
これだけでもかなり神秘的です。写真には納まらない想像を超える壮大なスケールに、訪れる人はまずこう言います。

「キレイ~」「広っ!」「ヤバイ!」「霧じゃないじゃん!」「湖面見えてるし!」

大体このパターンしか聞いたことないです(笑) 霧が見たいのか湖が見たいのか永遠の謎です。

摩周湖の雲海

そしてafter。雲海の摩周湖。まるでシルクのヴェールをまとったかのような薄い霧が湖面を漂います。もっとダイナミックな雲海になることもあります。やまちゃんはこのパターンが好きなのでシルク押しです。

摩周湖が雲海になる確率は、反対側の屈斜路カルデラに比べたら半分くらいに落ちます。貴重なのです。

第3展望台の反対側は日本一の面積を持つ屈斜路カルデラが広がります。手前に蒸気を上げる硫黄山。硫黄山の右手に見える小さな町が川湯温泉。後ろは屈斜路湖。さらに背後には標高1000mの藻琴山がそびえます。

普通に見ても十分カッコイイ! ですが、これに雲海が加わると・・・

屈斜路カルデラの雲海

ご覧の通り!一面がに広がる大雲海。後ろの藻琴山が1000mなのでその半分の500mくらいの高さに雲海があります。硫黄山は標高508mなので、ちょうど頭が出ている感じ。ここまで広い雲海はなかなか見られない、ダイナミックな雲海なのです。

こちらは過去3年間のデータからしても、6~8月は50%以上の確率で発生しています。

藻琴山「ハイランド小清水」|発生率30~40%

ハイランド小清水展望台

摩周湖から見えていた藻琴山。今度はそちら側からのbefore。川湯温泉から網走方面へ抜ける道道102号線の藻琴峠を越えたところにある「ハイランド小清水725」。その名の通り標高725m。ここからの眺めは屈斜路湖を一望出来ます!駐車場の奥約100mの展望スペースからの眺めは最高です。

余裕のある方は雲海がなくなる前の早朝に登山してもいいですね。ここの駐車場から1時間ちょっとで登れます。今週末が山開きですね。

藻琴山ハイランド小清水雲海

そしてafter。どうですか!このウェーブ感!太陽が摩周湖の左手にあって光と影の濃淡が美しい!

beforeとはちょっと写真の角度が違いますが、雲海の真ん中にピョコッと出ているのが硫黄山。左奥のギザギザした山が摩周岳。摩周第3展望台とはちょうど反対側です。

屈斜路カルデラの北側に位置するこの展望台は、南から流れ込む霧がぶつかって、霧が高くなりやすいためか少し確率が下がります。

道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠|発生率不明

美幌峠

最後は、美幌峠。道の駅の景色では道内BESTクラス!これに雲海が加わるとすごい事になります。ここの展望台は東向きなんですね。ということは、雲海と日の出が同時に見られるチャンス!

美幌峠雲海

日の出と美幌峠の雲海。赤く染まる雲海が見られる可能性はそう高くないですが、時間とともに光の加減が変わってまるで生きているみたい!これから夏至を過ぎると太陽の傾きがだんだんと右に移り、より一層美しくなります。

ただし、美幌峠は標高が525mと低く、地形の関係で夏場は霧の可能性が高くなります。発生率不明なのは、地元でも夏は確率が低めなのであまり行きません。むしろ秋から冬にかけて、低い雲海の時に行く感じでしょう。

その他

これら3つの展望台以外にも、津別峠展望台があります。ただ、昨年の台風の影響で弟子屈町から津別峠に行く道が崩落してしまったため、当面通行止めになっています。津別町の市街地側からは行けるのですが、弟子屈中心に考えると100km近く遠回りになります。津別峠からご覧になりたい方は津別町の宿を利用すると便利です。

最後に

北海道弟子屈町の朝は早い。日本で最も東側にあるために、日の出時間が非常に早い。日の出と雲海を同時に見ようと思ったら、それなりの覚悟が必要です。

6月は夏至。夏至の日の出時刻はなんと3:35! 2時台から空が白んできます。早すぎ・・。ちなみに東京が4:25ですから50分も違うんですね。日没は大体同じくらいなので、弟子屈町の方が50分お得・・ではないですが、それだけ日が長いのです。

雲海と日の出が同時に見たい方は、3時に出発です。それでも見る価値あります!大体その時間にはカメラマンが数人いますよ。

日の出時間の気温と風には注意ですね。長時間撮影するカメラマンは真冬のような格好をしてる人もいますが、少なくとも気温一桁に対応できるジャケットやオーバーパンツがあるといいですよ。風除けにカッパでもOK。日が昇れば暖かくなってきますが、風が吹くと5分と持ちません。準備は十分に楽しみましょう。

それではまた!

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