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弟子屈おススメ紅葉スポット&MAP
朝晩の気温が8℃を下回ると紅葉の始まりです。北海道内では、標高の高い大雪山系で8月下旬頃から紅葉が色づき始め、9月中旬~10月初旬に見頃を迎えます。
弟子屈町では9月下旬頃から色づきはじめ、10月中旬に見ごろを迎えます。早い年では10月下旬に白鳥が飛来します。町内の紅葉は何と言っても屈斜路エリアがオススメ!
そして、和琴半島の1周紅葉カヌーの予約受付受付中です!
これから日々色づいていく弟子屈町内の”オススメ紅葉スポット”をご紹介します!最後にMAPもあります。
和琴半島は1番人気の紅葉スポット
屈斜路湖からせり出した和琴半島は紅葉が美しいことで知られ、湖畔に映りこむといっそう鮮やかに。
紅葉はアッ!という間に過ぎ去るので、ピンポイントで狙っていこう!
和琴半島紅葉カヌー

和琴半島紅葉カヌー(10月上旬) ©リバー&フィールド
9月下旬にかけて少しずつ色づき始めます。カヌーで行くのがオススメ。
コバルトブルーの湖面に映る鮮やかな紅葉。和琴半島にはいくつかの入り江状の地形があって、そのあたりは波もが穏やかなので美しい姿が見られます。カヌーで行くと湖畔から見るのと違って湖側から見ることになるので、普通には見ることのできない視点で紅葉を楽しむことができます。

和琴半島紅葉カヌー 9月29日 ー©そもくやー
早朝に見られる幻想的なけあらし。

和琴半島紅葉カヌー 9月22日 -©そもくや-
和琴半島をバックに。

和琴半島紅葉カヌー 10月10日 -©そもくや-

和琴半島紅葉カヌー(10月下旬) ©リバー&フィールド
紅葉最盛期の10月中旬~下旬は鮮やかに染まります。
和琴半島紅葉トレック
半島を1周する自然探勝路もオススメ。1周約2.5kmとお手軽な散策コースでゆっくり楽しめます。
草が枯れ少し葉が落ちてくると遠くを見るのにも最適です。奥に見えるのは藻琴山。
運が良ければ冬に備えてクルミを運ぶエゾリスが見られるかもしれません。
8月下旬にはクルミの実が落ち始めるので、クルミの木を近くを探すと出会えるかもしれませんよ。
砂湯エリアは直線道路がオススメ
砂湯エリアの屈斜路湖畔線は、道路が直線になっているのでドライブコースとしてオススメです。
砂湯付近の直線道路は見ごたえがあります。日々変化していくのも見どころです。
仁伏エリアはカフェでゆっくり
仁伏エリアは川湯温泉と屈斜路湖の中間にあり、やや高台になっているので上から見たような紅葉が見られます。こちらもドライブコースにオススメです。
ここ数年、仁伏エリアには新しい宿やお店が増えています。紅葉を見ながらゆっくりできるカフェ「花音」さんは10月の紅葉シーズンからバードウォッチングカフェとしても楽しめます。
キンムトーは秘境|準備をしっかり
キンムトーは秘沼。屈斜路カルデラ中央の森に位置する隠れスポット。普段はひっそりと静まりかえって不思議な空気感のある場所。
10月上旬ごろから日当たりのよい場所で紅葉が始まると、静かな水面に鮮やかな色が浮かびます。
キンムトーは林道を行った先の国有林の中に位置しているため、入林許可を取得してから入林するようにしましょう。道路は未舗装の林道です。
入林については、根釧西部森林管理署 川湯森林事務所 へお問合せください。
川湯温泉街はゆっくり歩いて回ろう
川湯温泉の足湯周辺の森やアカエゾマツの森など、温泉街近くの森が色づきます。ゴゼンタチバナやヤマドリゼンマイなど足元の紅葉も楽しめます。
足湯付近。鮮やかな赤を演出するのはウルシです。触らないように見ましょう。
アカエゾマツの森は光の差し込むポイントを狙え
アカエゾマツの森では白く紅葉するコシアブラがたくさんあります。光を浴びると透きとおるような美しい姿に出会えます。
アカエゾマツの森を抜けると広葉樹林帯ではミズナラやカシワ、カツラの紅葉。
硫黄山はレストハウス裏をチェック|まもなく再開予定の登山も
硫黄山は火山の為、山自体は紅葉しないですが、その周辺には赤く色づくヤマウルシやカシワ、シラカバなどの広葉樹が紅葉します。
まだ正式に決まってはいませんが、2019年の秋には硫黄山登山が再開される見込み。上から見下ろす紅葉も楽しみです。詳しくは別記事で公開予定。
ポンポン山
硫黄山の裏手の森の中にひっそりとあるポンポン山。ポンポン山とは、山の上に立ってジャンプしたり地面を強く蹴ったりすると"ポンポン"と音が共鳴することに由来。山というか丘くらいの場所。
ここの紅葉は最高にキレイなんだけど、場所がわかりにくくクマの生息地でもあるので、事前によく調べておく必要があります。
摩周湖
摩周湖はダケカンバを中心とした黄葉で、標高があるため紅葉シーズンは少し早目。10月上旬ごろが良さそうです。風もあって散るのが早いですから、摩周湖の紅葉は9月下旬頃から狙っていくといいですよ。
美幌峠
美幌峠からは屈斜路湖全体を見渡すことができます。この写真では落葉してしまっていますが、タイミングが良ければ鮮やかに染まる全景も見ることができます。
MAP
最後に
紅葉は時間に余裕を持ってゆっくり鑑賞したいですね。そのためにもしっかりとライトダウンやフリース、暖かいインナーを装備して行きましょう。朝晩の寒暖差があるので脱ぎ着しやすい重ね着がおススメです。
紅葉の和琴半島を1周するカヌーツアーのプランを9月1日を目途に予約受付開始します。短い北海道の秋は足早に過ぎて行きます。見逃さないように計画出来るといいですね。
それではまた!