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人気の日替わりランチ500円と北海道にはいないイノシシが味わえるお店
こんにちは!やまちゃんです。
川湯温泉は満開、町全体では5分~8分咲きとなり桜が見ごろを迎えた弟子屈町。ゴールデンウィーク明け最初の週末ですね。弟子屈町近郊では「東藻琴芝桜まつり」や「あっけし桜・牡蠣祭り」など各地でイベントが実施されています。いかがお過ごしでしょうか。
そんな今日5月13日は旬の話題。毎年ゴールデンウィーク頃オープンする期間限定カフェ「うりむぅ」さんにお邪魔してきました。
※【2019/4/20追記】2019年は4/29(月)オープン予定です。
オーナー自らハントしたイノシシ肉が味わえる
うりむぅさんは国道391号線沿いの美留和地区にあるカフェ。この地域はいたるところに小川が流れる自然が豊かで移住者にも人気の地域。国道から見える看板が目印です。
水の中にはクレソン。ヤチブキことエゾノリュウキンカ(右下の黄色い花)やエゾムラサキツツジが咲いていました。
今年はいつもより少し遅めのオープンとなりましたが、初日からたくさんのお客さんでにぎわっていました。なので店内の写真を取り忘れ。出直してきます。
夏は北海道でカフェ 冬は丹波でイノシシ猟師
オーナーの藤本さんは、冬の間兵庫県丹波地方で猟師をされています。イノシシ専門猟師なんですね。イノシシの猟期は11月15日から3月15日まで。なので、だいたい10月下旬には丹波へ戻ります。
タイトルどおり二拠点生活を実践されているのですが、一般に二拠点居住というと「都会×田舎」とされますが、こういうパターンもあるんですね。おもしろいです。弟子屈町は別荘住宅もけっこう多いので、冬だけ別の地域で暮らすというのもありですね。
寒いの苦手とか雪が大変くらいなら住めば乗り切れますが、前向きに地域から地域を行き来するスタイルは素敵です。しかし、これをやるには両方の地域に拠点を持つことになるので結構大変でしょうね。
こういった少し特殊なライフスタイルを実践されているうりむぅさんには移住者が集まるそうですよ。
イノシシ猟について
昔から、猪と言えば兵庫県の丹波地方と伊豆の天城地方、岐阜の郡上地域が有名で、特に丹波地方の猪は美味とされ明治時代から本格的に市場で取引されるようになりました。
引用:うりむぅメニュー表より
そんな日本を代表する猪肉を味わえちゃうのがこのお店なんです。なんといっても北海道にはイノシシがいませんから、藤本さんとは逆パターンで冬にエゾシカ猟のため本州から来る猟師さんがたまに持ってる程度で、なかなか口にすることがないものです。
さて、さっそく注文です。「丹波の山の幸セット」。
これがイノシシ肉なんですよ~。見た目は豚肉と変わらないですが、白い部分の脂身がポイント。イノシシ肉は脂部分が特においしいとされ、コレステロールは牛肉の約半分とされているので安心していただけるのが嬉しいですね。
ケモノ肉はそのイメージからクセが強そうとか臭いが気になると思われがちですが、まったく感じないですね~。理由を尋ねると、なんでもイノシシにも個体差があって、クセの強いやつもいますが、猟師はそのイノシシが食べている餌まで知っていて、山のものだけを食べているイノシシを選んで獲っているのだそう。
その答えはなんとも猟師らしい答えでした。
イノシシ肉は在庫限り 7月頃まで
藤本さんは猟期の冬の間イノシシを獲って、春になるとその肉を持ってやってきます。そのため肉には限りがあります。だいたい毎年7月ごろまであるそうですが、食べてみたい方はお早めにどうぞ~。
"影"の人気NO.1メニューだそうです(笑)
今日頂いたセットのなかで、小鉢についていたタケノコも丹波で採れたもの。本州出身のやまゃんとしては結構嬉しかったです。北海道はタケノコも別種類の細いのしかないですからねぇ。
お得な日替わりランチは500円!限定10食
うりむぅさんのメニューでは1食500円の日替わりランチもオススメですよ~。ランチタイムにはなくなってしまうこともあるので、お店に行くなら早い時間がいいですよ!
ちょっと暗い画像ですみません。500円でこの内容!結構しっかりしてますね。オススメです!!
ピザ窯体験もあるよ
月に1回程度お店の外にあるピザ窯でピザ焼き体験もやっています。開催日はお店情報から、ブログをチェックしてみてね!
お店情報
住所:北海道川上郡弟子屈町字美留和原野315-1
電話:015-482-6033
URL:http://tesikaga-urimuu.asablo.jp/blog/
MAP:てしかがじかんMAPをご覧ください。