屈斜路湖解氷と棒状の氷

氷の魔法が解けるように屈斜路に春を告げる

屈斜路湖が氷に閉ざされたのは2月9日、-30.9℃を記録した朝でした。

それから67日、屈斜路湖はついに解氷となりました。
毎年この日を楽しみにしています。

ガッチリ凍っていた湖が明ける時、それはたった1日の出来事。
まるで魔法が解けたように、次の日には普通の湖に戻ってしまいます。

氷が割れて釧路川へ一気に流れて行く姿は、圧倒的な自然の中で見られる数少ない出来ごと。その過程において見られる様々な氷。

見逃すことができないのです。

今年は比較的時間が取れたので、解氷の気配を感じつつ、ほぼ毎日屈斜路湖を眺めていました。

ということで、湖が明けて行く様子をご覧ください!

雨が氷を解かし風が砕く|4月15日 雨

解氷を促す雨の屈斜路湖この日、低気圧の通過に伴い朝から雨。3日前から10℃を超えて氷が薄くなっていました。温泉が出ている場所ではかなり隙間があいています。

そこにまとまった雨。南風10m。これは間違いなく解氷へ向かうきっかけになるだろうと雨の中パトロールしてきました。

池の湯付近。解氷の寄せ氷池の湯付近にはすでに砕けた氷が寄せ氷となっていました。

屈斜路湖解氷時の氷密度の低いスカスカの氷たち。手に取るととても軽い。そしてこの透明感。クリスタル感があります。

夕方、雨がやみ夜の様子も見てみましたが暗くてわからず。翌朝に期待してこの日は終了。

湖が動く|4月16日 解氷開始

屈斜路湖解氷開始翌朝、屈斜路湖に着て見ると完全に氷が砕けています。これは「始まったな!」と思い、すぐに釧路川の入り口眺湖橋へ。

眺湖橋|屈斜路コタン

氷が流れ始める眺湖橋眺湖橋カヌーポート。釧路川に向かって氷が流れています。

昨日の南風から一転して吹き返しの強い北風13m。時折吹く強い風に氷が押されていきます。

眺湖橋。さらに流れる氷大きな氷が押し寄せて橋の下がいっぱいになってきました。

それにしてもこの氷。すごくキレイ。いつもの年ならもう少し白っぽい気がします。

流れてくるクリスタル氷こんなのがゴロゴロしています。こんなの見つけたらこうしますね。

青空にかざす氷青空にかざしてみる!すごくキレイです!

太陽にかざす氷太陽にかざしてもキラキラしてカッコいいですね。

眺湖橋に流れてくる氷この時点で流れている氷はまだ第1陣ですかね。湖にはまだまだ氷があります。他の場所からも見てみましょう。

屈斜路コタン露天風呂付近

屈斜路コタンの解氷屈斜路コタンの露天風呂前。ここはあまり流れていなかった。たぶん第1陣の氷がつまってるんでしょうね。なので別の場所へ。

池の湯付近

解氷中の池の湯付近池の湯へ来ると氷がモリモリになってました。こちらも氷は停滞して流れは遅く。

砂湯付近

解氷時の砂湯付近こちらも氷は流れておらず。ただ白鳥たちはいつもとちょっと様子が違って、

氷の下に首を突っ込む白鳥氷に首をつっこんで餌を撮ってます。ホウキみたいです。

砂湯も大量の寄せ氷が積もっていました。高さはやまちゃんの背丈より高いので2mくらいあるかな。かなりな量ですね。こんなのがいたるところにあります。

氷の山拡大するとこんな氷たち。すべての氷が混じりッ気なしのクリスタル氷。ク-ルですね!

砂湯~仁伏の中間の砂浜

アイスキャンドル群さっきまでとは違う氷を見つけたので突入。最初は、氷の草みたいに見えてなんだこれ?って思いましたが、よく見ると・・・

アイスキャンドル棒なんとひとつひとつが氷の棒!めちゃカッコいい!!この状態を見るのは初めて。何でこうなったんだろう。不思議。

氷の棒手にとってみると細い棒状の氷ですぐに手からこぼれ落ちちゃう。

あとで聞いたんですがキャンドルアイスっていう言い方があるみたい。でも、キャンドルというには細すぎます。氷でできた棒手裏剣みたい。指に1本ずつ挟んでみたけど折れました。あと冷たくてムリ(笑)

棒手裏剣みたいな氷こんなのが一面に広がってるんですよね。長靴で突撃してガチャガチャしてややしばらく遊んでしまった。

棒状の氷水の上では針のように上を向いてますが、浅い岩場ではこんな感じ。キレイだわ~。キレイ過ぎた。

このあと仕事で夕日の姿は拝めなかったんですが、夕方は風がやんで凪になったようです。

まだ続く解氷|4月17日

解氷2日目の屈斜路コタン解氷2日目。屈斜路コタンには細かい氷がたくさん流れていました。

解氷2日目の池の湯池の湯へ行くと、奥の方は元の湖に戻っています。半分くらい流れたでしょうか。

大量の寄せ氷の山砂湯には相変わらず氷の山。高さは少し低くなったかな。

氷のトンネル砂湯は温泉が出てるので氷の下にトンネルも。奥の方はアイスブルーがステキな感じに仕上がってます。

福寿草と屈斜路湖昨日棒状の氷があった付近は完全に氷がなくなっていました。福寿草もピークをやや過ぎた感じ。

羽を残す白鳥明けた湖。完全なリフレクション。木には羽根が引っかかっています。羽根を残して白鳥たちも渡りの季節。だんだん数が減ってきています。

最後に

例年なら1日で終わるところ、今年は2日以上かけてゆっくりと明けていった屈斜路湖。こういう年もあるんですね。おかげてしっかり楽しめました。

屈斜路湖は完全に凍らない年もたまにありますが、だいたい毎年凍ります。結氷の瞬間と解氷の瞬間が最も美しいかもしれないです。いつ見られるかは毎年違いますし、狙って見られるものではないからこそこの瞬間に立ち会えるのが嬉しいです。

さぁ屈斜路湖が明けて、カヌーや釣りの妨げになる氷がなくなりました。

いよいよ春本番ですね!

それではまた!

 

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