
釧路川源流キレイに仕上がっています。
釧路川源流の春の清掃を実施しました。釧路川源流域ネットワークが毎年行っている活動です。てしかがじかんとして今年からカヌーに大きく関わっていくこともあってお手伝いさせてもらいました。
釧路川源流域ネットワーク(以下「ネットワーク」と言う。)は情報交換や流域連携を通して、釧路川やその地域の風土を学び、適正な河川利用と環境の保全、河川利用にあたっての安全対策や、関係機関との連携によって、開発事業などに生活者の視点を反映させ、よりよい流域自治の創造と国土の保全に資することを目的とする。
引用:釧路川源流域ネットワーク定款 第2条(目的)より
壮大ですね。今回の清掃はこうした活動のひとつで毎年春と秋に行われています。
屈斜路湖からも流れ着く様々なゴミを拾う
雪がとけ、屈斜路湖が解氷し氷が流れると、釧路川の源流部には様々なものが流れつき、透明度の高い水の中でゴミは大変目立ちます。川に直接捨てられたものだけじゃなく、湖から流れ着いたものもたくさん漂着するんですよね。
自然豊かでキレイな川の源流なのにゴミだらけでは幻滅です。しっかりキレイにしてシーズンを迎えられるように、みんなで清掃します。
4月24日9時。釧路川の入り口眺湖橋にたくさんのガイドが集まっています。源流域ネットワーク代表のsomokuya土田さんから説明を受け、3チームに分かれて清掃開始です。やまちゃんは眺湖橋からみどり橋までの班に同行させてもらいました。
川に出るとまぁたくさんのゴミが。ビニール系のゴミが多いんですが、ビニール袋に缶やら食べ物のゴミやらが入っている明らかに人が捨てたゴミ袋。生ゴミが入ってるケースも。こんなの見たくないですね。
風で飛ばされたごゴミもあるだろうし、誰かが捨てたゴミもある。少しでも目立たないように。丁寧に取り除いていきます。
普通に川を下る時には通らない場所も入念に、両岸に分かれてチェックしたり、
カヌーにはどんどんゴミがたまっていきます。ビニールのほか瓶や缶、陶器、カヌーで使うロープ、ペットボトル、釣りで使うハサミ、小型のキャリー。生ごみは最悪ですね。その他にも鉄板状のものやカラフルな棒状のものなど川で見つかるはずがないグッズもたくさん。
それでもゴミはシーズン中にも流れてくるので、そこは見つけたらガイドさんたちが拾っていきます。地道な活動でキレイな川を守ってくれているんですね。ステキです。
最後に全員集合して解散。敬意を表して、全員の名前を記載しますね。
左から、湯本さん(リオカヌー)、森田さん(Matatabi)、作田さん(J factory)、祖父江さん(ぢぢカヌー)、金川さん(てしかが free trekkers!)、鑓野目さん(somokuya)、平塚さん(ノースイーストカヌーセンター)、國分さん(somokuya、SARU)、平塚さん(ノースイーストカヌーセンター)、斉藤さん(六風舎)、土田さん(somokuya)、竹岸さん(River&Field)、土屋さん(River&Field)、藤原さん(二足歩行)。写ってないですが事情により先に帰られた炭田さん(おと旅)。
総勢15名の皆様お疲れ様でした!
最後に
釧路川源流域ネットワークは今年で20周年を迎えます。地域の皆さんの地道な活動で釧路川源流は守られています。これからもこうした活動があることを伝えていきます。
ほとんどの方はマナーを守って下さっています。てしかがじかんとしては、釧路川を訪れるたくさんの方に気持ちよくご利用いただきたいですよ。ほんの一部の心無い方々のせいで、悪い印象を持ちかえって欲しくないです。
弟子屈町内でも各自治会でゴミ拾いを実施済み。自然散策路もキレイになっています。道路沿いは道路管理事務所が毎日のようにパトロールしてゴミを拾ってくれています。
さぁ、平成から令和へ変わるゴールデンウィーク10連休。気持ちよく過ごしてもらう準備できてますよ!
それではまた!