
摩周湖が解氷開始!数日で完全に凍りはなくなる。
2/20の全面結氷から2カ月。摩周湖がついに解氷しましたよ!
第3展望台側から見ると半分以上氷がなくなっています。あとは風次第で1日でなくなるか数日残るかといった感じ。
実は昨日4/19に摩周第3展望台ルートが開通し、その夕方には解氷していたみたい。雨だったので見逃してました。
山の雪もすっかりなくなって見えますね。春が早いです。摩周ブルー待ってましたよ!
太陽の位置がちょうどいい感じのところにあって、日の出時間が良さそうですね。5月には摩周岳付近から太陽が昇る"ダイヤモンド摩周"が見られます。
さて、2年連続の摩周湖全面結氷。2018年の結氷期間50日より2019年は少し長い期間となりました。
マイナス30.9℃を記録したのが遠い昔のようです。
結氷当初の様子はこちら
さて、その後は安定して氷が厚くなり、過去に調査された方の話によると30cm以上の厚さがあるそうな。
結氷後の軌跡をまとめましたのでダイジェストでご覧ください!
摩周湖全面結氷ダイジェスト
氷点下30℃を記録した朝|2019年2月9日
-30℃を記録した朝。薄氷が張り始めました。このあといったん氷はなくなります。
再び結氷。美しい氷とリフレクション|2019年2月11日
2019年2月11日ー半結氷と摩周湖リフレクション2日後には半分以上が凍りました。隙間に映る空がキレイです。
90%結氷|2019年2月14日
全面結氷|2019年2月19~20日
残された最深部も凍り、24時間の監視を経ててしかがじかん的全面結氷を宣言しました。
全面結氷後|3月ダイジェスト
3月22日。まだら模様が細かくなり、中央付近に大きな亀裂が見られます。カムイ パイカイ ノカ出現。
摩周湖結氷|4月ダイジェスト
4月6日。雪が積もり再び真っ白な姿に。亀裂だけが確認できます。
4月13日。この辺りから気温が高くなって表面がどんどん融けていきます。
4月16日。前日に雨が降り、表面の白い部分がほぼなくなりました。解氷の気配はここから。
4月18日。カムイッシュ島の周りと摩周岳のふもとに水面が見え始めます。
摩周湖には川がないので、雨や高温で融けて穴が広がりそこから解氷していきます。この状態までくるとあとは時間の問題ですね。風で割れてなくなっていき終了です。
最後に
屈斜路湖に続き摩周湖も解氷。ゴールデンウィークは摩周ブルーの姿で見ることができます。
2年連続の結氷となりましたが、凍っている姿はこの次はいつになるかまったくわかりません。来年も凍るかもしれないし、10年後かもしれません。
これで、凍り関係の話題はすべて完結ですかね。いや、見方によってはまだあるかな。いずれにしても、本格的な春を告げる摩周湖の解氷によって、これからは春らしい話題になっていきます。まずはこれかな。
湖が明けたことによって、雲海の期待値も上がってきます。この雲海記事は2019年版にメンテナンスしますね。
それではまた!